2017.11.27(Mon) がんじゅ
TNSはスピーチロックについて研修しています。
「立ち上がらないで」「早く○○して!」などの言葉は、相手の行動を拘束してしまう”きつい言葉”として、現在、介護職では課題とされています。
特に認知症介護の現場で多く指摘されているようですが、障害福祉業界においても無くはないと思います。
言葉で相手の行動を拘束してしまうので、『スピーチロック』と呼ばれます。
多くの場合は相手を拘束するためではなく、何か意図があっての咄嗟の言葉だと思いますが、言葉の真意が伝わらなければそれは・・・・。
逆に言えば「適切な言葉」を選択し、丁寧に伝えればスピーチロックは回避できると考えています。
「立ち上がらないで」ではなく、「○○まで座って待ってもらえると助かるのですが、協力してもらえませんかか?」などが言葉として選択できるでしょうか?
職員も人間です。咄嗟に言葉でてしまったり、強い言葉を使ってしまったりすることもありますが、日々、向上心を持って反省と勉強を繰り返しています。