2018.11.01(Thu) お知らせ
復活!!なんと40年ぶり!?2022年度から。
おはようございます。
10月29日の朝日新聞によると、40年ぶりに高校の保健体育教科書に「精神疾患」の記述が復活するとのこと!!
40年も触れられずにいたことも驚きですが、これがニュースに載るほどのことだと言うのも、複雑な心境です。
2022年度から使用する教科書が対象のようで、保健体育教科書に「精神疾患の予防と回復」という項目が追加されるとのこと。
指導要綱には『精神疾患の予防と回復には、運動、食事、休養及び睡眠の調和のとれた生活を実践するとともに、心身の不調に気付くことが重要であること。また疾病の早期発見及び社会的な対策が必要であること』が盛り込まれ、これを踏まえた教科書が作成される予定です。
ただ、心配な点もあります。
新聞にも記載がありますが、現場の教師からは「まずは自分が学ばなければ」との声が上がっているとのとで、まさにその通りかと・・・。専門職ではない先生が、”正しい知識”を正しく伝えられるのか・・・。
”調和”ってなんでしょうね??
曖昧で、難しい表現です。教科書の記載にも幅が生まれそうですし、教える先生の価値観によっても”調和のとれた生活の実践”をどう伝えるのか、先生側も早いうちからの準備が必要そうですね。
”社会的な対策”というのも、現在の根拠法の下にある事業は多岐にわたっています。広く浅く触れる程度で、何を支援していて、”社会的な対策”としてはどう活用するのか??まで盛り込まれるといいですね。
ともあれ、早いうちに”正しい知識”を学習することには、おおむね賛成ですね!!
現場で支援する私たちのような職員が、先生のお手伝いができればいいのになぁと思います。
※イラストはフリー素材です。