2018.11.29(Thu) がんじゅ
就労移行支援でも工賃が出るの?!作業訓練プログラムのご紹介!
皆さん、こんにちは。
さて、今回は作業訓練プログラムをご紹介します。
最後までご覧いただければ、他の就労移行支援事業所とちょっと違う情報があるかも・・・。
まず、就労移行支援事業所では、一般就労を希望する障害のある方へ訓練を提供しています。
その訓練の一つが作業訓練プログラムです。
近年、”働く”といえば、パソコンがイメージされるのではないでしょうか?
実際、事務職の求人は多いですね。
「word、excelができる方歓迎」などと書かれた求人票も見かけます。
しかし、よく考えてみてください!!
世の中はパソコンの仕事だけなのでしょうか???
あなたが買う食材は、パソコンと機械ですべて加工されているのでしょうか?!
あなたのお家に届く荷物は、すべて機械でピックアップされて、無人ドローンで配達されるのでしょうか?!
あなたが使っている家電は、パソコンと機械ですべて組み立てられているのでしょうか?!
そんなことはありませんよね。
もちろん、パソコンが使えたら、それに越したことはありません。実際、がんじゅにもパソコンの訓練プログラムがあり、日々、訓練生がパソコンに向かっています。
しかし、パソコン以外のお仕事もたくさんあるのです。
そこで、がんじゅでは、ピッキングや組み立てといった軽作業の訓練も取り入れています。
では、軽作業訓練がどいった物かご紹介いたします。
プログラムでは作業資材を使い、「模擬就労」の場面を創りだします。
指示された作業手順を把握し、正確に生産作業を遂行し、作業に関する報告・連絡・相談・質問・確認を体験します。
実際に流通している資材を使用します。
丁寧に作り出す必要がありますが、結果だけではなく、作業を遂行するための報・連・相や質問、確認を練習します。
タイミングやセリフ、表情、言葉遣い、何を報告するのか、だれに相談するのか、いつ連絡するのかなど、働いた後に必ず遭遇する実用的な訓練です。
様々な訓練プログラムを組み合わせ、より効果的に「働き続ける」技術の習得を支援しています。
最後に大事なご紹介!!
”実際に流通している資材”を使用しています。つまり、作業訓練につかれた訓練生には、工賃が発生します!
わずかな額ですが、ビジネスマナーなどのプログラムやパソコンスキルの訓練だけの事業所にはない、がんじゅの強みです!
ご利用者によっては、自己負担金が発生する方もおられます。
工賃で負担が軽減できればと考えています。
また、就労準備にも必要経費があるでしょう。その一助となれば・・・。
ご興味がわきましたら、ぜひ見学にお越しください。スタッフが丁寧にご説明いたします。
※写真は箱の組み立て作業中の様子です。資材は公開できないため、一部加工しております。