お知らせ

2019.02.04(Mon) ゆくる

ポジティブなレッテル効果を狙おう!!

皆さんこんにちは。

認知の偏り10パターン、いよいよ9個目となりまりました。

今回は『レッテル貼り』

レッテルとは、オランダ語で、商品に貼り付ける紙の札、商標、人や物事への断定的な評価を意味しています。

心理学や福祉の現場では、人や物事にネガティブな固定概念を当てはめて捉えてしまい、ポジティブな面を見ることができない歪みのことを指します。

これは自分に向けても起こりえます。

 

「自分は馬鹿だ」「あいつは駄目だ」などとネガティブな一面だけに固執してしまうパターンです。

本当に自分は馬鹿なのか?あいつは駄目なのでしょうか?

人には良い面、悪い面があって当然ですし、駄目な理由があるのかもしれません。例えば、今、尼崎はインフルエンザが流行中です。インフルエンザと言えば高熱で関節も痛く、咳や鼻づまりで夜も寝れませんね。

そんな状態では仕事や試験をまともに受けることはできません。実力を発揮するなんてとんでもない状態です。

そんな事実には目を向けず、結果がダメだから「あいつは駄目だ」と本当に言えるのでしょうか?

大事な時にインフルエンザにかかる方が悪いと言ってしまえばそこまでですが・・・・。

 

とにかく、その固定されたイメージは、正当な評価なのか??という疑問を持たずにネガティブ評価を確定させてしまいがちな思考パターンのことを「レッテル貼り」と言います。

 

おもしろいことに、心理学では『レッテル効果』というものがあります。

レッテルを貼られた人は、貼られたレッテルの通りの行動をするようになると言うのです。

ネガティブなレッテル貼りを相手や自分にしすぎてしまうと、行動もネガティブになりがちということです。

何かにつけて『自分ってやつは・・・」と自己評価を極端に低くつけてしまう人、周りにいませんか?

 

レッテル効果を逆に活用してみましょう。

自分で自分を褒める!!

人に褒めてもらう!!

ポジティブなレッテル効果を活用して、考え方の偏りを柔軟にすると、あなたの生きづらさも緩和される日が来るかもしれませんね。現場の就労支援では、ちょと頑張ればできそうな短期目標を設定することがあります。

出来たことやできそうなことを褒めることで、モチベーションや行動の変容を期待します。

 

1日1個、自分を褒めてみてはいかがでしょうか!!