お知らせ

2019.04.04(Thu) お知らせ

ディスレクシア。自閉症・発達障害啓発週間です!!

DSYSLEXIA ※10歳の子が書いた詩(イギリスにて)
I am stupid.
Nobody would ever say
I have a talent for words
I was meant to be great.
That is wrong.
I am a failure.
Nobody could ever convince me to think that
I can make it in life.
私はバカだ。
誰も言ってはくれない
私に言葉の才能があるなんて
すばらしい人になるつもりだったのに
それは間違っていた。
私は落ちこぼれだ。
私を説得できる人は誰もいない
私が人生を渡って行けるってことを。
(逆順)
I can make it in life.
Nobody could ever convince me to think that
I am a failure.
That is wrong.
I was meant to be great.
I have a talent for words
Nobody would ever say
I am stupid.
私は人生を渡って行ける。
誰にも言わせない
私が落ちこぼれだなんて。
それは間違っている。
私はすばらしい人になるのだから。
わたしには言葉の才能がある
誰にも言わせない
私がバカだとは。

 

この詩はイギリスで10歳の子が書いた詩です。授業でディスレクシアについて詩を書くという授業があった様子。

もう一度見直してみてください。同じ文章ですが、順に読むとディスレクシアに悩む様子が表現され、逆順で読むと世間の評価など気にせず、自分を信じてありのまま生きていくという決意表明になります。

現在、この詩はディスレクシアに悩む当事者やご家族を勇気づける詩となっています。

さて、ディスレクシアとは何でしょうか?

日本では識字障がいと言われたりもします。簡単に言うと、話すこともできるし、理解することもできるものの、読み書きが苦手という特徴があります。周囲から誤解を受けやすい障害ですね。

これは発達性読み書き障がいともいわれ、発達障害に位置付けられることが多いようです。

発達障害と言っても様々。

もしかすると、これをご覧の皆さんは「学習障害(LD)」と言った方が聞き馴染みがあるかもしれませんね。

俳優のトム・クルーズもディスレクシアだと言われています。彼は台本のセリフが読めないようです。

 

これをご覧の方は、ぜひ、障がいへの理解と正しい知識の普及にご協力ください。

4月2日~8日は国連が定める「世界自閉症啓発デー」です。

日本では合せて「発達障害啓発週間」として、各地で活動が行われています。

テーマカラーはブルー!!

ランドマークなどがもし、普段と違い、ブルーにライトアップされていたら、啓発活動の一環かもしれません。少しでも関心を寄せてもらえることを願っています。