2019.05.14(Tue) お知らせ
SDGsへの取り組み
こんにちは。
今回は、弊社のことを広く知ってもらいたいと思っています。
近年、大きな企業ではSDGs(エス・ディー・ジーズ)への取り組みが活発になっています。SDGsは2015年9月の国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年~2030年の15年間で達成するために掲げた目標のことです。
17の目標と169の具体的なターゲットで構成されていますが、それぞれの詳細の記載は控えます。
今回は、弊社についてです。ターゲットは地球規模で最優先されるべき課題ですので、一見、壮大な目標ですが、実は身近なことから始められる活動です。弊社の事業もこのSDGsに関連した内容で表すことができます。
例えば目標1「貧困をなくそう ~あらゆる場所で、あらゆる貧困に終止符をうつ~」
弊社は障害者支援を行っています。特に就労支援には力を入れており、就労移行支援と就労継続支援B型を運営しています。就労支援と言ってもすぐに就職に結びつくことは少なく、一定の訓練を提供することで、自分の症状や体調をコントロールし、長く活躍できるスキルを身に着けることを支えています。
訓練中は大きなストレスもかかります。経済的基盤が安定しているほど訓練に集中しやすくなりますが、将来の経済的安定を求めて皆、訓練に臨んでおり、矛盾する状況も少なくありません。
その際、私たちは障害年金や生活保護といった経済的な制度やセイフティーネットの利用も支援課題となります。これは一種、貧困に終止符をうつための一つの支援活動だと考えています。
行政機関と協力し、適切な権利を利用しながら総合的に支援しています。
他には、障がい者雇用の門戸拡大のために実習先企業や障がい者雇用を考えている企業の相談に乗ることもあります。これもある種、貧困に終止符をうつための活動と言えます。障がい者雇用への理解がある企業が増えれば、雇用が増え、給与が出されれば貧困の緩和に影響を与えます。
あるいは、症状によって混乱した生活状況への相談支援を提供し、生活のニーズを支え、消費の優先順位や生活破綻の可能性が大きいような経済的不利益状況の整理を手助けします。今ある収入から貧困に陥らないための支援、これも目標1に近い活動でしょう。
皆さまの企業も何等か、このSDGsに沿った活動をなされているのではないでしょうか?
そして、弊社もこのSDGsに即した枠組みを取り入れ、より一層努力していきます。今回は目標1を取り上げましたが、弊社活動には他の目標に合致する活動もあるため、別の機会にご紹介いたします。
SDGsは「誰一人取り残さない」という基本理念を持ちます。
少なくとも、尼崎に所在する企業として、「誰一人取り残さない」都市=尼崎に寄与できるよう取り組んでまいります。